【S15 最終345位 最終レート2016】適応パオカミラオス

 

初めてましての方は初めまして。sunnyことさにをと申します。

SVからレート対戦を始めて、今回初めてレート2000↑を達成することができたので記念と記録として記事の方を書かせていただきます。

 

【使用構築】

 

【レートの証明画像】

TN ヒスイ 最高&最終2016

TN sunny 最高1959 最終宇宙

 

【構築経緯&原案】

 

過去シーズンの最高レートが1949だったため、1950↑を初めて達成出来た今季、忙しかったこともあり撤退する方向性でいました。

 

①当時の使用構築

個人的には「やった〜!構築記事書くぞ〜!」とウキウキしながら書いていたのですが、その時にあれなんかこっちの方が強そうじゃね?とふと改善案が思い付きました。

 

そして改善verを寝る前に少し触ったら使用感が良かったのと、周りのポケ勢の方々の熱量にに触発された形で忙しくはありましたが、最終日に本気で挑むことを決めました。

 

潜ると決めてから、構築相談したり、別のポケモンを試したり、調整を変えたりして完成したのが今回の構築となります。

 

【構築の組み始め】

 

先月とあるイベントに参加した時に、様々なポケ勢の方々とお話をさせていただいたり、対戦させていただく機会がありました。

その中で構築の組み方や環境考察の重要度等、今までの自分にはなかった様々な考え方を教えてもらい、自分には

 

•環境把握能力
•環境に適応した強い並び、及びメタの形成

 

これらが勝てる構築作りをするために足りていない点だと痛感しました。

 

そして25日頃、S15の環境を考察した時に以下のように考えられると思いました。

 

•ブリジュラス入りスタンの流行(BIG6にブリが加わった感じ)

•ママンロンゲサイクルの流行

•欠伸ガチグマの流行

•スカーフウーラに強く出れるオボン電気パオの増加

•一定数いるランド軸のサイクル構築

 

その中で特に多くいる

ブリジュラス入りのスタン

には絶対に負けないようにしようということを考えていたところ

 

•襷パオジアン+挑発痛み分けカミ+@1

の並びが環境トップメタのブリジュラス入りスタン(特に欠伸ガチグマ入り)に対して強く出れる&S11からこの並びを使用していた為、練度があることから、この2体を環境へのメタと単体スペックの高さから採用致しました。

 

@1にエース、裏から出てきて強い駒が欲しかったので、オボンビルド水ラオスを使っていたのですが、ゴツメ持ちに削られることが増えたなぁと試している時に感じた為、ゴツメ持ちの後投げに対して強く出れるパングロ剣舞水ウーラオスに変更致しました。またここまでの2体がテラスタルを必要とせずとも強く扱える駒だったので、よりウーラオスがフィットしていると感じていました。

 

ここまでで浮いている枠がいないので、脳死でとりあえずカイリューを入れました。

このポケモンは最強なので正直何で採用しても良いと思うのですが、ここまでの並びが対面的な為、個人的に一番対面性能が高いと思うスケイルショット型のカイリューを万能な攻め駒として採用しました。

 

残り2枠で対策したかったのが

 

•イダイトウ入りの対面構築(ステロ+カミ+イダイトウ)

ママンボウ+高火力のサイクル構築

•イエカシラの展開構築

 

上記の構築に対し、グラスシードゴリランダーがフィールドを塗り替えられる&B↑によってイダイトウに対しても強く出れるのではないかということで採用いたしました。

 

@1はここまでで鋼タイプに構築として打点がない、サイクルを破壊できる高火力ポケモンがいないと思ってたので、ガチグマ、ブリジュラスに対して滅法強く、破壊性能が抜群な眼鏡イーユイを採用しました。

※グラシゴリラと眼鏡イーユイは一生迷ってたので、もっと良い駒がいると思います。

 

以上から

の並びが完成しました。

 

【個体紹介】

 

 

 

カイリュー枠。もはや構築を組むときにこいつが入ること前提で組む。今期は特にスケイルショット+アンコールで縛る動きが様々なポケモンに対して有効だと考えていたので、スケショアンコは確定。@2に関してはハバタクカミに対しての打点となるアイアンヘッド、もう一枠は神速と竜舞を代わり代わり使っていたが、アンコがあるおかげで大体のポケモンを縛れて積む余裕が生まれると思ったので、最終的には竜の舞に。

単体性能が高すぎるあまり、ステロさえ撒かれなければ最強だった。今期の個人的なスケショ型の結論はこれだった気がする。

たまーに直感でお前の構築のブリジュラス絶対頑丈ステロやろ!って感じたり、再戦で型を把握していた時に初手投げして

竜舞→アンコで全てを破壊していた。

選出率3〜4位

 

 

今回のMVP。強くてかっこいいパオジアン。

今期はここ数シーズンの中で一番襷型のパオジアンが動かしやすかったように感じる。

•ブリジュラスに有利をつける

•スカーフウーラの減少(ブリジュラスを処理するための襷水ウーラの増加)

•オボンパオジアンの増加

等、強く扱えるだけの要因があまりに多すぎた。最初はサイコファング絶対零度

一定数存在していたドヒドディンルー、ママンロンゲをしばく為に使っていたが、

最終日の零度の命中が12分の0だったり、そもそも役割対象の構築がかなり減った為、それよりも初手に出てくるASタスキ水ウーラを

サイコファング→不意打ちで1-1以上に持っていく動きの方が強いと感じたので、サイコファングに変更しました。

2000チャレで格上のカイリューを怯ませて無償突破し、こいつ一体で試合を終わらせてくれた。本当に最悪で最高のポケモン

選出率1位

 

 

【調整意図】

H•••奇数で一番高く

B•••振れるだけ振った

C•••S>Cを崩さない範囲で振れるだけ

D•••端数

S•••最速ランド抜き

 

最強で万能な2番手。今期勝つ為に考えなければいけない点として、不毛なハバカミの最速対決。これは至上命題であるよう感じていた。

その為Sは最低限しか振らず、耐久方面を伸ばすことで役割対象の欠伸ガチグマだけでなく、対物理に対してかなり強く出れた。またこのカミの強い点として

•コノヨザル展開

•初手ディンルー展開

•アロキュウ展開

•受けループ(テラスを含めた場合)

これらの構築に対してこのカミ一体で対処することができる。

またミラーでは上から動くことはできなくても挑発を入れたり、1発攻撃を入れることにより、裏のラオスorゴリラの先制技圏内に入れるor起点にするなど状況に合わせた器用な動きができる。

慣れていることもあり、上手く使うことができたと思う。

選出率2位

 

 

【調整意図】

H•••奇数になる値でなるべく高く

A•••特化

BD•••端数

S•••準速ガッサ抜き

 

無難に強い抜きエース。テラスを水にしても良いと思うし、調整をHAブッパにしても良いと思う。何しても強い。毒の理由は

•ラス1ミラーで優位をつける

•フェアリー技への耐性

•ライコの迅雷で縛られなくなる

ここら辺が大きな理由である。

水流連打という壊れ技&タイプ一致先制技

スイーパー性能の高さはピカ1。正直持ち物と積み技は環境と好みで変えて良いのかなと言う印象。

選出率3位

 

 

 

圧倒的諸説枠。

ゴリランダーが弱いと言うわけではなく、このポケモンカイリューやウーラオスほどのスペックではないことを忘れていた。

1ROM目を溶かした時にそこに気づいて以降役割対象以外に全く選出しなくなった。

+2アクロ×2でH振りカイリューを倒せたり、ハバカミにも甘えるの影響を受けずに殴れたり、フィールドを変更できると言う点でイエカシラに強かったり、しっかりと強い要素があるがその分お膳立てが必要なポケモン。お膳立てがないと強いと思ってたポケモンに逆にカモられる()

また炎ポンとイーユイがテラスがあるとしても普通にキツいので、そこへの回答は構築単位で持たなければいけなかった。あと1日時間があったら多分この枠は別のポケモンになっていたような気がする。

選出率6位

 

 

 

破壊の鬼。

悪テラスの理由は受けにきたママンボウ

悪波→テラス悪波

で吹き飛ばす為。またイーユイは、現環境が悪タイプの一巻があることが多く、受け出し可能なポケモンが環境に少ない為、対面駒としてピン刺ししても1-1以上を期待出来たり等、すごく動かしやすい環境であった。

特に評価している点として

両ガチグマ(欠伸orチョッキ)に強い

単体でサイクルを崩せるだけの火力

が挙げられる。ここの枠は炎オーガポンに変えたり色々試したが、結局は環境に合っているという点を評価し採用した。

選出率5位

 

【基本選出】

ブリジュラス入りスタン•••+@1

 

スタンパ•••ororor      から刺さっているのを選ぶ

 

その他•••役割対象に応じて臨機応変に。

 

【キツい並び、ポケモン

 

ランドロスアシレーヌ+@1のサイクル構築
•••頑張ってアシレーヌを削って何処かでゴリラorウーラオスで積む機会を作る(基本不利)

 

ドヒドイデ+ディンルー
•••居なかったから切った。少なくとも最終日は当たらなだだが、当たったら多分無理。

 

エンテイ

•••全対面焼かれて泣いていた

 

アシレーヌ

•••そんなに居ないやろって思ってたらめっちゃ居た。マジでキツい。カミの痛み分けで裏の圏内に入れることを意識するしかない。

 

【後語り】

まずは率直にレート2000を達成することができて嬉しいです!自分の周りのポケ勢の方々が、頑張れ〜、とか、いけるよ!と声をかけてくださったのが本当に励みになりました。今期は個人的にしたことがなかったメタ意識から構築を組み始めてみたのですが、割と上手くいったのかなと思ってます。ただプレイングに関しては振り返ると自分は〇〇なら負けだわと割り切って技選択してたり、思い返せば結構ヤンキー寄りのプレイングも多々していたように思います。その辺のプレイングの一貫性というか割り切るところと、割り切らないで全対応を目指していくところの違いはこれからの課題であるのと、相変わらずクッション枠を使うのが苦手で気づいた時にはフルパワー構築になってしまってるのでその辺も慣れていきたいです。

語りたいことは多くあるのですが、ただただ嬉しいです。次はレート2000を安定して取れるプレイングスキルを身につけたいと思います!

 

【special thanks】

環境考察の重要性、ブリジュラスメタが大事なことを伝えてくれたクリフと様。

最終日前日の早朝に急な構築相談に応じてくれて色々アドバイスしてくれたみっこ。

今季潜るモチベーションをくれた某イベント、レブリスの皆様。

 

 

レブロンぽけ。