【S17 最終225位 最終レート2009】アグロ型ランドライコ

初めましての方は初めまして。sunnyことさにをと申します。レギュレーションFが終わるS17にて、2度目のレート2000↑を達成出来たので、記念も兼ねて書かせていただきます。

 

 

【使用構築】

 

 

 

【レートの証明画像】

 

 

【構築経緯&原案】

 

4月25日時点で、キラフロル入りレギュFスタンをメインに考えていて、サブとして、シーズン16の構築記事を見た中で1番強そうに感じたランドライコ軸の構築の2軸をメインに考えていました。

正直ランドライコ軸はほぼ使うつもりは無く、強いよな〜くらいにしか思っていなかったのですが、Hamaさんの構築記事が世に出て、自分のメインに考えていたキラフロル入りのスタンが構築相性ガン不利&それによる欠伸ガチグマへのメタの増加に付き、僕のメイン構築一旦消し飛び頭を抱えていたところ、ランドライコ軸の構築がHamaさんパに対して弱くなく、単純に完成度が高い並びなことに着目して構築の組み始めとしました。

そこから様々な形でランドライコを試行錯誤していたのですが、僕の尊敬するはんざわさんがランドライコを使っているということで、様々なアドバイスを頂いたり、学ばせていただいて、構築が完成しました。

 

 

【個体紹介】

H•••奇数でなるべく高く

A•••11n

B•••端数

D•••あまり

S•••オボン、チョッキのランドを意識して早く

 

構築の軸。環境に最も多いブエナのハバタクカミに対して後投げできることが偉い。またAに補正をかけることで耐久にあまり振ってないカミをワンパンできたり、ガチグマに対してしっかり削りを入れる役割もこなせたり等、とにかく便利で使い勝手の良いポケモンだった。

 

ラスタルは氷で、舐めた竜舞カイリューをぶっ飛ばす為に採用。今までは氷テラバに対して強いという印象はなかったが、前期は竜舞カイリューでランドを対策しようとする人が多く、そこに大きくアドが取れる、氷テラバは間違いなく理に適った強さがあった。

選出率1位

 

 

H,B•••ランドの187地震をほぼ確定耐え

C•••11n

D•••ハバカミの187ムンフォ確定耐え

S•••最速ガチグマ抜き

 

構築の軸②。このポケモンは、こだわり系のウーラオスを常に迅雷で縛れる&単体でカイリューサーフゴーに強いという環境メタ的な性能が非常に高い。また当社は残飯のフェアテラ瞑想で使っていたが、VSハバカミに積み合いになって負けたり、カイリューのアンコで縛られるのが欠点だった。そこで、はんざわさんにおすすめされたC↑ブエナの水テラバライコを使っていたところ、想像以上に使い勝手が良く、こちらの型で採用した。水テラスはVSカイリューに強く出れたり、水ラオスに対して常に水技が半減である状態を維持出来るなど、非常に強力であった反面、裏のオーガポンがキツくなったり、ライコミラーがしんどかったり等、ピーキーな一面を覗かせる瞬間もあった。

こいつは圧倒的な択製造機ポケモンであり覚悟を決めたプレイングを求められることもあったが、それを通してこそのタケルライコであると僕は思っている。

選出率2位

 

 

AS•••ぶっぱ

 

厄災の王であり、SVの癌。

ランドライコ構築は相手のパオジアンがあり得ないほどキツイので、最低ミラーは50%で勝つために最速はマスト。また環境に毒欠伸ガチグマがかなりの数いて、初手に出てくることが多かったので、初手パオ投げ→ランド引きで毒テラスを誘発するなど、相手にテラスを切らせる性能が高いのも非常にランドライコとマッチしていた。

個人的には前期、パオジアンは最強のポケモンだったと思う。

選出率3位

 

C,S•••ぶっぱ

 

対面駒。この枠は当初パングロ水ウーラだったのだが、パオランドライコでしか選出を殆どしないことに気づき、それなら相手にパオがいない時に強く出れる&相手のブリジュラスに強いポケモンに変えたいなぁと思っていた時、メテビブリが良いよ!教えていただいて採用した。

並び的に持久力読みをされることが多く、割と相手が型を誤認して立ち回ってくることもあり、easy win を取ってくれたりもした。

テラスは殆ど切らないので、イダイトウを虐めるためのノーマルだったが、殆ど当たらなかったので、飛行やフェアリー等でも良かったかな?と思っている。

選出率4位

 

A,S•••ぶっぱ

 

ぽにお。ドブバトンや壁構築などギミック寄りな相手が主な役割対象。こいつを入れないと、相手の鋼テラスのラティを牽制できなかったり等、構築的な問題があり必然的にこのポケモンになった。ランド+挑発ポンでドブバトン相手には必勝だった。当たるたびに来たーー!って喜んでいた。ありがとうドブバトン。

選出率5位

 

 

H•••残飯最高効率

B•••テラス後鉢巻パオの氷柱確定耐え

C,D•••端数

S•••最速イーユイ抜き

 

構築のアイドル枠&受けル対策枠。この枠は型をずっと迷っていて、鋼テラスのショックや、アシパなど様々試したが、最終日前日に上位帯の受けループの電磁波自己再生のサーフゴーに負けて、身代わりが必要だと感じたので、この型になった。フェアテラドレキで汎用性を上げつつ、VSハピナスはアシパで押し切って勝ち、サフゴには身代瞑想で勝つ。ラウドボーンを意識してアシパにしたのだが、ラウボ入りに当たらず、ラッキーやクレセ入りによく当たったので、ショックでもよかった説はある。

選出率6位

 

【基本選出】

 

パオジアン+ランドロス+タケルライコ

これで8割以上は選出していた。

相手の構築にパオがいなくてブリが刺さってる時には

ブリジュラス+ランドロス+タケルライコ

で投げたり、再戦の場合は型がバレてると弱いので臨機応変に選出を変えた。

 

【きつい構築、相手】

アロキュウ軸•••相手がどのタイミングでアロキュウを出すかの選出択になる。合わせないと負けるので気合いで頑張る。

 

出してくるキラフロル•••ラティ居るんだから襷以外投げてくんなー!って怒ることで対策していた。

 

コノヨザル•••出し勝てるポケモンが居ないので本当にキツかった。最終日前日くらいから増え出して余裕で泣いた

 

【感想】

リアルの都合で、来月からしばらくランクマが潜れなくなることが確定してたので、どうしても今月は頑張りたくて個人的に真剣に取り組んでました。25日くらいに構築が消し飛んだ時はまあまあ絶望してましたが、自分の周りの方々がアドバイスをくれたり応援してくれたおかげでなんとか目標だった300位以内に入ることができました。またこの構築は自分が組んだランドライコから、はんざわさんにたくさんの助言をいただいて完成した構築なので、殆どはんざわさんと同じ構築です。ランドロスをこよなく愛するプレイヤーで、ほぼ同じ構築で最終2桁を取った強い方です!構築記事のリンクを貼らせていただきますので、是非皆さんにも御一読していただきたいです(^^)

 

以下はんざわさんの記事のリンク

https://i12ha0120.hatenablog.com/entry/2024/05/01/111136

 

【Special thanks】

 

最終日を通して通話して一緒に頑張ってくれたレブロン鯖の皆様。(3名抜粋)

 

色ランドをくれた上に、ランドライコについて詳しく教えてくれて、最終日を通して通話してくれた、はんざわよしき様(X : @i12ha0120)

 

最終日付近ずっとポ通してくれて、ラティアスの調整、技構成を考えてくれたてでっす(X : @poke_amane98)

 

20に沼ってた時に近いランク帯で潜っていて、励みになったエネコンさん(X : @ene_jinro)

 

 

 

レブロンぽけ。(X : @mLebron_1288)

 

【S15 最終345位 最終レート2016】適応パオカミラオス

 

初めてましての方は初めまして。sunnyことさにをと申します。

SVからレート対戦を始めて、今回初めてレート2000↑を達成することができたので記念と記録として記事の方を書かせていただきます。

 

【使用構築】

 

【レートの証明画像】

TN ヒスイ 最高&最終2016

TN sunny 最高1959 最終宇宙

 

【構築経緯&原案】

 

過去シーズンの最高レートが1949だったため、1950↑を初めて達成出来た今季、忙しかったこともあり撤退する方向性でいました。

 

①当時の使用構築

個人的には「やった〜!構築記事書くぞ〜!」とウキウキしながら書いていたのですが、その時にあれなんかこっちの方が強そうじゃね?とふと改善案が思い付きました。

 

そして改善verを寝る前に少し触ったら使用感が良かったのと、周りのポケ勢の方々の熱量にに触発された形で忙しくはありましたが、最終日に本気で挑むことを決めました。

 

潜ると決めてから、構築相談したり、別のポケモンを試したり、調整を変えたりして完成したのが今回の構築となります。

 

【構築の組み始め】

 

先月とあるイベントに参加した時に、様々なポケ勢の方々とお話をさせていただいたり、対戦させていただく機会がありました。

その中で構築の組み方や環境考察の重要度等、今までの自分にはなかった様々な考え方を教えてもらい、自分には

 

•環境把握能力
•環境に適応した強い並び、及びメタの形成

 

これらが勝てる構築作りをするために足りていない点だと痛感しました。

 

そして25日頃、S15の環境を考察した時に以下のように考えられると思いました。

 

•ブリジュラス入りスタンの流行(BIG6にブリが加わった感じ)

•ママンロンゲサイクルの流行

•欠伸ガチグマの流行

•スカーフウーラに強く出れるオボン電気パオの増加

•一定数いるランド軸のサイクル構築

 

その中で特に多くいる

ブリジュラス入りのスタン

には絶対に負けないようにしようということを考えていたところ

 

•襷パオジアン+挑発痛み分けカミ+@1

の並びが環境トップメタのブリジュラス入りスタン(特に欠伸ガチグマ入り)に対して強く出れる&S11からこの並びを使用していた為、練度があることから、この2体を環境へのメタと単体スペックの高さから採用致しました。

 

@1にエース、裏から出てきて強い駒が欲しかったので、オボンビルド水ラオスを使っていたのですが、ゴツメ持ちに削られることが増えたなぁと試している時に感じた為、ゴツメ持ちの後投げに対して強く出れるパングロ剣舞水ウーラオスに変更致しました。またここまでの2体がテラスタルを必要とせずとも強く扱える駒だったので、よりウーラオスがフィットしていると感じていました。

 

ここまでで浮いている枠がいないので、脳死でとりあえずカイリューを入れました。

このポケモンは最強なので正直何で採用しても良いと思うのですが、ここまでの並びが対面的な為、個人的に一番対面性能が高いと思うスケイルショット型のカイリューを万能な攻め駒として採用しました。

 

残り2枠で対策したかったのが

 

•イダイトウ入りの対面構築(ステロ+カミ+イダイトウ)

ママンボウ+高火力のサイクル構築

•イエカシラの展開構築

 

上記の構築に対し、グラスシードゴリランダーがフィールドを塗り替えられる&B↑によってイダイトウに対しても強く出れるのではないかということで採用いたしました。

 

@1はここまでで鋼タイプに構築として打点がない、サイクルを破壊できる高火力ポケモンがいないと思ってたので、ガチグマ、ブリジュラスに対して滅法強く、破壊性能が抜群な眼鏡イーユイを採用しました。

※グラシゴリラと眼鏡イーユイは一生迷ってたので、もっと良い駒がいると思います。

 

以上から

の並びが完成しました。

 

【個体紹介】

 

 

 

カイリュー枠。もはや構築を組むときにこいつが入ること前提で組む。今期は特にスケイルショット+アンコールで縛る動きが様々なポケモンに対して有効だと考えていたので、スケショアンコは確定。@2に関してはハバタクカミに対しての打点となるアイアンヘッド、もう一枠は神速と竜舞を代わり代わり使っていたが、アンコがあるおかげで大体のポケモンを縛れて積む余裕が生まれると思ったので、最終的には竜の舞に。

単体性能が高すぎるあまり、ステロさえ撒かれなければ最強だった。今期の個人的なスケショ型の結論はこれだった気がする。

たまーに直感でお前の構築のブリジュラス絶対頑丈ステロやろ!って感じたり、再戦で型を把握していた時に初手投げして

竜舞→アンコで全てを破壊していた。

選出率3〜4位

 

 

今回のMVP。強くてかっこいいパオジアン。

今期はここ数シーズンの中で一番襷型のパオジアンが動かしやすかったように感じる。

•ブリジュラスに有利をつける

•スカーフウーラの減少(ブリジュラスを処理するための襷水ウーラの増加)

•オボンパオジアンの増加

等、強く扱えるだけの要因があまりに多すぎた。最初はサイコファング絶対零度

一定数存在していたドヒドディンルー、ママンロンゲをしばく為に使っていたが、

最終日の零度の命中が12分の0だったり、そもそも役割対象の構築がかなり減った為、それよりも初手に出てくるASタスキ水ウーラを

サイコファング→不意打ちで1-1以上に持っていく動きの方が強いと感じたので、サイコファングに変更しました。

2000チャレで格上のカイリューを怯ませて無償突破し、こいつ一体で試合を終わらせてくれた。本当に最悪で最高のポケモン

選出率1位

 

 

【調整意図】

H•••奇数で一番高く

B•••振れるだけ振った

C•••S>Cを崩さない範囲で振れるだけ

D•••端数

S•••最速ランド抜き

 

最強で万能な2番手。今期勝つ為に考えなければいけない点として、不毛なハバカミの最速対決。これは至上命題であるよう感じていた。

その為Sは最低限しか振らず、耐久方面を伸ばすことで役割対象の欠伸ガチグマだけでなく、対物理に対してかなり強く出れた。またこのカミの強い点として

•コノヨザル展開

•初手ディンルー展開

•アロキュウ展開

•受けループ(テラスを含めた場合)

これらの構築に対してこのカミ一体で対処することができる。

またミラーでは上から動くことはできなくても挑発を入れたり、1発攻撃を入れることにより、裏のラオスorゴリラの先制技圏内に入れるor起点にするなど状況に合わせた器用な動きができる。

慣れていることもあり、上手く使うことができたと思う。

選出率2位

 

 

【調整意図】

H•••奇数になる値でなるべく高く

A•••特化

BD•••端数

S•••準速ガッサ抜き

 

無難に強い抜きエース。テラスを水にしても良いと思うし、調整をHAブッパにしても良いと思う。何しても強い。毒の理由は

•ラス1ミラーで優位をつける

•フェアリー技への耐性

•ライコの迅雷で縛られなくなる

ここら辺が大きな理由である。

水流連打という壊れ技&タイプ一致先制技

スイーパー性能の高さはピカ1。正直持ち物と積み技は環境と好みで変えて良いのかなと言う印象。

選出率3位

 

 

 

圧倒的諸説枠。

ゴリランダーが弱いと言うわけではなく、このポケモンカイリューやウーラオスほどのスペックではないことを忘れていた。

1ROM目を溶かした時にそこに気づいて以降役割対象以外に全く選出しなくなった。

+2アクロ×2でH振りカイリューを倒せたり、ハバカミにも甘えるの影響を受けずに殴れたり、フィールドを変更できると言う点でイエカシラに強かったり、しっかりと強い要素があるがその分お膳立てが必要なポケモン。お膳立てがないと強いと思ってたポケモンに逆にカモられる()

また炎ポンとイーユイがテラスがあるとしても普通にキツいので、そこへの回答は構築単位で持たなければいけなかった。あと1日時間があったら多分この枠は別のポケモンになっていたような気がする。

選出率6位

 

 

 

破壊の鬼。

悪テラスの理由は受けにきたママンボウ

悪波→テラス悪波

で吹き飛ばす為。またイーユイは、現環境が悪タイプの一巻があることが多く、受け出し可能なポケモンが環境に少ない為、対面駒としてピン刺ししても1-1以上を期待出来たり等、すごく動かしやすい環境であった。

特に評価している点として

両ガチグマ(欠伸orチョッキ)に強い

単体でサイクルを崩せるだけの火力

が挙げられる。ここの枠は炎オーガポンに変えたり色々試したが、結局は環境に合っているという点を評価し採用した。

選出率5位

 

【基本選出】

ブリジュラス入りスタン•••+@1

 

スタンパ•••ororor      から刺さっているのを選ぶ

 

その他•••役割対象に応じて臨機応変に。

 

【キツい並び、ポケモン

 

ランドロスアシレーヌ+@1のサイクル構築
•••頑張ってアシレーヌを削って何処かでゴリラorウーラオスで積む機会を作る(基本不利)

 

ドヒドイデ+ディンルー
•••居なかったから切った。少なくとも最終日は当たらなだだが、当たったら多分無理。

 

エンテイ

•••全対面焼かれて泣いていた

 

アシレーヌ

•••そんなに居ないやろって思ってたらめっちゃ居た。マジでキツい。カミの痛み分けで裏の圏内に入れることを意識するしかない。

 

【後語り】

まずは率直にレート2000を達成することができて嬉しいです!自分の周りのポケ勢の方々が、頑張れ〜、とか、いけるよ!と声をかけてくださったのが本当に励みになりました。今期は個人的にしたことがなかったメタ意識から構築を組み始めてみたのですが、割と上手くいったのかなと思ってます。ただプレイングに関しては振り返ると自分は〇〇なら負けだわと割り切って技選択してたり、思い返せば結構ヤンキー寄りのプレイングも多々していたように思います。その辺のプレイングの一貫性というか割り切るところと、割り切らないで全対応を目指していくところの違いはこれからの課題であるのと、相変わらずクッション枠を使うのが苦手で気づいた時にはフルパワー構築になってしまってるのでその辺も慣れていきたいです。

語りたいことは多くあるのですが、ただただ嬉しいです。次はレート2000を安定して取れるプレイングスキルを身につけたいと思います!

 

【special thanks】

環境考察の重要性、ブリジュラスメタが大事なことを伝えてくれたクリフと様。

最終日前日の早朝に急な構築相談に応じてくれて色々アドバイスしてくれたみっこ。

今季潜るモチベーションをくれた某イベント、レブリスの皆様。

 

 

レブロンぽけ。

【S11 最高1949 最終1906 出し負けダメよ!ジャンケンポン!構築】

初めまして。さにを改めましてsunnyと申します。

 

皆様、S11お疲れ様でした。

 

今期は2000を目指して潜り、最終日の3日くらい前から2ROM19を用意できたので、頑張ってはいたのですが、途中で構築が弱すぎることに気づく&新構築をまとめきれなかったので、最終日は撤退をしていました。

 

ですが、これを無かったことにしては上を目指すことはできない(今後の糧にはできない)と思うので、ダメだった点、少なからずある良かった点(強かったポケモン)をまとめていきたいと思います。

 

 

 

構築

 

構築経緯

 

ルールが変わった最初のシーズンということもあり、様々なポケモンを触ってみても、何がこの環境において強いのか全く分からなかった&メタ思考で構築を組み立てる程の力が現状ないのを理解していたので、

強い行動をひたすらに押し付ける

ことをコンセプトに決めました。

その中で、耐久振り炎オーガポンが比較的どんな攻撃も耐えて基本1-1交換以上を狙える点。

最強の襷枠であると自分が信じて疑わない悪ウーラオスの2体の対面性能の高さに着目してこの2匹を軸に構築を組み始めました。

 

この二体に共通していることとして

 

•テラスタルの有無に関わらない性能の高さ

•先発適性がそこまで無い

 

という点があると思い、そこから自分が導き出したのが

初手テラス要因+炎ポン+悪ウーラオス

という軸が完成しました。

 

初手テラス要因を考える中で、今期は飛行テラバの通りが良い&初手ガチグマが多いのを考えて、初手テラス要因として嘴飛行テラスカイリューを初手要因①として決めました。

 

ここまでで地面枠がいないこと、サイクル構築相手に嘴カイリュー刺さらないことを踏まえてサイクルをカタストロフィ+挑発で崩すことができ、対面性能も高いHAフェアリーテラバディンルーを初手要因②として決めました。

 

残り二体を補完枠と考えた時に、今期の環境を考える上で、前期から数を増やしている毒菱展開や、常に一定数はいるキノガッサ等の状態以上技持ちのポケモンに対して不利をつかないようにする為に、今期はサーフゴーをどれだけ構築に綺麗に嵌め込めるのかがキモだと感じていたので、サーフゴーは確定。

 

ラスト一体として、ずっと挑発痛み分けハバタクカミを使っていたのですが、自分には上手く扱いきれなかった&選出のタイミングが分からなかったので、色々迷走した結果、対面性能に振ったドレキカミになりました。

 

 

個体紹介

 

 

 

調整意図 : Aに極振りしたかった&Hをなるべく高く、残りいい感じ

 

初手パオジアンが来そうな構築や、サイクル系統の構築に対する初手テラス要因。今期のパオは無理矢理鉢巻で突っ張ってきたりすることも多かったので、怯まなければ楽に処理できたりすることも多かった。

 

最初は挑発の枠をステルスロックにしていたが、ステロ+対面処理を行いきれるほど環境がディンルーに優しくなかった為、対面性能を優先した形に。死ぬほどステラが欲しい展開もあったので、挑発カミを上手く扱えていたらステロで良かったと思う。

 

選出率4位

 

 

 

 

調整意図 : 特になしASぷっぱ

 

今期の勝ちきれなかった諸悪の根源。

このポケモンは性質上、とにかく初手に投げやすく、とにかく一体は持っていく性能は高い。

 

だがしかし、初手チンパンテラスカイリューが3桁中盤以降でそんな簡単に倒してもらえるわけはなく、実際はランドにいなされたり、鉢巻水ウーラオスに水テラス水流連打で吹き飛ばされたり、一体持っていったはいいものの裏に圧力が掛けられなかったり...まじで雑魚を刈り取るだけの悲しき化け物だったことに途中で気づいた。ここの枠をもっと考察して別の品でテラス要因or別の型を添えていれば結果は変わったかもしれない。

 

選出率3位

 

 

 

 

調整意図 : 以前使用していた個体を流用したため不明。

 

勝ちきれなかった要因②

個人的な考察の中で、今期はサーフゴーが従来より動かし辛いシーズンではあるが、このポケモンの性能を活かしきらなければ勝ちきれないことは感じていたたので、眼鏡やゴツメ、マント等様々な方を試行錯誤はしてきたが、最後までフィットすることはなかった。

 

このポケモンを出した試合の勝率は20%程度しかないと思うし、チョッキで対面性能を高めたが、テラスタルを切らなければそもそもツツミくらいにしか打ち勝てないし、水テラバでガチグマ倒すつもりでいたら、ノマテラブラッドムーンでマジレスされるし、もっと構築と互換性のあるサーフゴーを見つけ出す必要性が確実にあった。

 

選出率6位

 

 

 

 

調整意図 : 以前Twitterでお見かけしたゆかい様の調整を参考にさせていただきました。

 

基本何でも1発耐えて相手を1匹以上持っていくことのできる対面性能の鬼。

本当に耐久力がえらく、BIG6系統の構築が苦手とするハバタクカミや、水ウーラオスを対面処理することが可能なポケモン

 

技構成だが、裏から竜舞カイリューが出てくることが多く、岩石封じから入ると相手はじゃれつくがないと相手が思い込むケースが多く、岩石封じ→じゃれつくで甘えた行動をしてくるカイリューを刈り取れるのが強かった。

 

飛行テラスカイリューがきつい点はあるものの、襷を必要としない対面駒としての、性能はトップクラス。

選出率2位

 

 

 

 

調整意図 : HB•••なるべく高く

       CD•••端数

       S•••最低限(準速トドツキ抜き)

 

勝ちきれなかった要因③

自分の中ではハバタクカミは基本的にどの型で使っても弱いという事はないと思っているので、実際弱くはなかったが、環境にマッチしてるかと言われればそうではなかった。

 

挑発痛み分けカミを最初に使用していたのだが、役割対象に後投げでは自分は対処しきれなかったところ、先発に出して出し負けると仕事ができない点等、使用難易度が高かったため、手に馴染めず手放したが、そこを諦めずにプレイングを追求出来ていたら間違いなくもっと勝てていたと思う。また使うにしても、甘える痛み分けの方が飛行テラスカイリューを見れるので100%良かった。

 

選出率5位

 

 

 

 

調整意図 : ASぶっぱ

 

個人的最強のポケモン。俺たちが信じた悪ウーラオス

技構成がほぼこの4つで確定しながら、対面駒としての性能がトップクラスに高い点や隠密マントを持たずに+4ドレインパンチでキョジオーンの塩漬け分を余裕で回復できる点など、とにかく強い要素が多い。

 

テラスは今期は襷に関しては、ゴーストで確定だったと思う。理由に関してだが、今期のキョジオーンは見せポケで炎ポンカイリューがゴリゴリの対面駒or鉄壁ボディプよキョジが多かった為、キョジオーン入りにはウーラオスにテラスを残す事を意識して、霊テラスを切ることによりボディプを無効にしながら、無理矢理暗黒強打で対面突破する事が可能である事、裏にあるカイリューの神速を空かす事ができる事等、アドバンテージが非常に多かった。

 

ミラーで暗黒強打を打ってくる目の前見えてない系が一定数いたが、前期自分もやっていたので何も言えないのが辛いところである()

 

選出率1位

 

有利な構築

 

新BIG6系統(ガチグマ、カイリュー、サーフゴー、炎ポン、ウーラオス、ハバタクカミ)

塩ポンカイリュー系統

遂行速度が遅い展開構築

 

苦手な構築、ポケモン

ランドロス入りサイクル構築

ママンボウサイクル

無限に怯ませてくる襷パオジアン

鉢巻水ウーラオス

 

【感想】

勝ちきれなかった要因を可視化することが一番な目的な構築記事で申し訳ないと言うのと、S8からポケモン対戦に力を本格的に入れ始めて初めて目標に届かなかったので兎に角悔しいです。よくよく見たら、対サイクルに対して何もできない点、初手だし負けたら終わり寄りな点など、構築として対面の選出以外ができない構築になってしまったのが最大の敗因です。

 

初めて2rom 19に載せられたこと、19帯で何十戦と対戦して有名強者と戦えたりした経験は絶対無駄にならないと思うので、これを糧にして来季は2000、絶対とります

 

Special Thanks

レブリスの皆様。

レブロンぽけ。

【S10 最終901位 レート1909】初手テラスor毒菱展開【ポケモンSVシングル】

はじめまして、さにを改めまして、sunnyと申します。SVからポケモン対戦を始めて初のレート1900を達成できたこと、また自分の思考回路を明確にしておくために残します。

 

※初投稿なので、お見苦しい点、多々あるかと思いますが、ご了承ください。

 

 

•使用構築

 

※レンタルありますので、ご活用ください。

 

【構築経緯】

 

•汎用性のある毒タイプが環境に少ないと感じていたため、毒菱展開を模索していたところ、レブロンぽけさんの視聴者のレンタル構築を使用する枠で、ジャポキラフロルを使用した構築があり、そこでキラフロルの通りが悪く無いと感じ、構築の軸として考え始めました。

 

•最初はキラフロルドラゴンテールカイリュー+襷イダイトウの構築を試していたが、対策出来てないものにはeasy winができたが、対策されているとただのカモでしかなかったため、キラフロルの取り巻きを組み直すことに。

【当初の使用構築】

※この4体を固定しながら取り巻きにしっくりくるものを探していた。

 

•上記の4対を軸とした所、2つの大きな問題点にあたった。

 

ステルスロックが痛すぎる

 

②初手に高火力特殊ポケモンVSキラフロルの対面になった時、結局毒菱展開できず不利になる

 

そこで改善策として、自分が思いついたのが、何10戦かしていて、初手に出てくるポケモンの多くは、サーフゴー、ハバタクカミ、テツノツツミ、水ウーラオス、だったので、そこにあえて弱点をついてもらい、逆にカモに出来るのでは、と思ったため、弱点保険カイリュー

を採用。

 

•上位勢の構築記事、または配信を見ていた所、テツノツツミ+悪ウーラオスの並びが、環境で流行っていたイダイトウや、その他有象無象に対して圧倒的なマジレス性能を誇っていたのと、好みな性能をしていたため採用。

 

•残りの2枠で、初手のパオジアンとキョジオーン等の受け気味の構築に展開不利を取ってしまうため、隠密マントミミッキュ、もう1枠は、レブロンぽけ型ディンルーと、ステロドラテガブリアスを交互に使っていた。

 

 

以上から

 

or

 

の並びが完成した。

 

 

【個体紹介】

 

ガブリアス

 

HBD•••出来る限り総合耐久が高くなるように

A•••特化

S•••準速キノガッサ抜き抜き抜き

 

諸説枠。構築に地面タイプが欲しかったのと、その枠に崩し枠を任せたかったため、最初はディンルーを採用していたが、通りがあまり良くなく、仕事をし切れない印象だったので、今期型を増やしていて匿名があるように感じたステロドラテガブリアスを使用した。正直あまり選出した記憶はないが、出た試合はステロを撒くorテラス込みで1体は最低持っていくことができたので、悪くはなかったように感じる。選出率6位。

 

 

 

 

 

カイリュー

 

H•••16n+1

A•••特化

BD•••端数

S•••+1で最速オーガポン抜き

 

どんな型で使っても強いパルデアの王。

この構築の1つの軸。相手の構築を見た際に

サーフゴー、ハバタクカミ、テツノツツミ、ウーラオス、炎or岩オーカボン

この辺りが2対以上いて、相手の構築に毒菱が刺さっていそうなら、初手だしすることを心がけていた。

 

相手はキラフロルに強い枠を初手に置くことが圧倒的に多いので、相手の対策を対策することでEasy winを量産した。

 

テツノツツミ相手なら飛行テラス、その他にはテラスを切らずにスケイルショット(ハバカミには地震)を押すことで、弱保でA2段階、スケショでS1段階上がった化け物を容易に生み出すことができた。ただ常に急所の不安が付き纏っているポケモンあり、リスクが無いわけでは無いが、相手視点、弱点保険は見えていないのと、通せた時のリターンが余りにも大きい為、臆せずガンガンテラスを切らずに突っ込んで行った。選出率3位

 

 

 

 

 

 

ミミッキュ

 

H•••意地パオジアンのつらら+ふいうちを耐え

A•••あまり

S•••最速ウーラオスやめて!の願望込みの最速

 

※S7最終22位 メスタポ様の型を参考にさせていただきました。

 

万能要因。主にパオジアンが初手に出てきそうなら初手で、裏からカミやカイリューを通してきそうな構築なら裏からストッパーとして、選出した試合は基本的に仕事をしてくれる仕事人。ただ、水ウーラオスや、特にサーフゴーには何もできずに突破される可能性もある為、選出自体は慎重に行う必要がある。

 

アイテムを隠密マントにすることで、キョジオーンに後投げからの呪い→いたみわけ→いたみわけ→じゃれつくで対面突破が可能だったり、引かれた場合にも裏に呪いが入り、裏にいるウーラオスが通しやすくなったり、いるとめちゃくちゃキョジオーンに有利をつく、というわけでは無いが不利寄りのキョジオーン構築に対してプレイングで勝負を仕掛けに開くことができるパーツの1つだった。

 

またディンルーも呪い+いたみわけで突破が可能なので、そこは忘れないでおきたい。

選出率5位

 

 

 

 

 

④テツノツツミ

 

C•••特化

S•••特化

B•••端数

 

プレイング次第で不利状況を有利状況に持っていくことができる、パラドックス1器用なポケモン。言うまでもないが対応範囲が広く、このポケモンだけでなく裏を倒すことまで意識するようになったらプレイングの幅が広がった。

 

また圧倒的なSと毒菱の相性が良く、身代わり+攻撃技で相手を嵌めることも容易だった。

 

今シーズンの終盤、ひたすらドロポンをぶっ放す化け物になっていたが、自分が記憶してる限り1回も大事な場面で外さなかった。ドロポンを当てるツツミは最強。

使用率2位

 

 

 

 

 

⑤悪ウーラオス

 

A•••特化

S•••特化

B•••端数

 

個人的、今期最強の抜きエースだったポケモン。ツツミから展開して剣の舞を積めさえすれば、フェアリーだろうが、並大抵のポケモンは貫ける。また耐久振りにするか迷ったが、今季は耐久振り悪ウーラが多い印象を受けた為、ミラーで有利を取れるようにASにした。3桁以上を相手にする時のミラーで、テラスが残ってる際には、ノータイムで暗黒強打を打つチンパンジーと化していた。

選出率1位

 

 

 

 

⑥キラフロル

H•••特化

B••端数

C•••あまり

D•••不明(たしかハバタクカミのシャドボの乱数意識だったはず...)

 

諸説枠。ここのキラフロルはジャポだったり、オボンだったり、色々持ち物を持たせてみたが、個人的にはチョッキが一番手に馴染んだのでチョッキにしたという感じ。単純に特殊との撃ち合い性能が上がり特殊相手に最低限の仕事はできる...がそれが一番な仕事ではないので、個人的に最強のキラフロルが見つかればもっと上に行けたのかもしれないという感想。

 

ただ相手が毒菱をなめてきたら、めちゃくちゃに仕事ができるので、弱いものイジメの性能は凄いと思う。

 

またこのポケモンを選出した場合、基本こいつにテラスを切ることになる。

選出率4位

 

 

 

 

【基本選出】

キラフロルorカイリュー+テツノツツミ+悪ウーラオス

 

【VS展開構築】

キラフロルorガブリアスミミッキュ+悪ウーラオス

 

【VS受けループ、キョジ、チオン構築】

キラフロルorガブリアスミミッキュ+悪ウーラオス

 

【苦手なポケモン、構築】

 

チオンジェン構築(相手の練度によりますが、基本的に崩し切れません)

 

キョジオーン構築(不利寄り、気合いでなんとかしました。)

 

レイスポス、ドレキハバカミ(裏から展開されるとお手上げ)

 

 

 

 

【感想】

初めて、最終日を通したポケモン対戦を行いましたが、緊張感もありましたし、普段上位層はこれを毎月やっているのか、と思うとより凄さが分かりました。この構築自体の完成度は60点で、自分が80点以上の構築が作れれば、次はレート2000を狙っていけると思うので、これからもコツコツ頑張っていきたいです。