初めまして。さにを改めましてsunnyと申します。
皆様、S11お疲れ様でした。
今期は2000を目指して潜り、最終日の3日くらい前から2ROM19を用意できたので、頑張ってはいたのですが、途中で構築が弱すぎることに気づく&新構築をまとめきれなかったので、最終日は撤退をしていました。
ですが、これを無かったことにしては上を目指すことはできない(今後の糧にはできない)と思うので、ダメだった点、少なからずある良かった点(強かったポケモン)をまとめていきたいと思います。
構築
構築経緯
ルールが変わった最初のシーズンということもあり、様々なポケモンを触ってみても、何がこの環境において強いのか全く分からなかった&メタ思考で構築を組み立てる程の力が現状ないのを理解していたので、
強い行動をひたすらに押し付ける
ことをコンセプトに決めました。
その中で、耐久振り炎オーガポンが比較的どんな攻撃も耐えて基本1-1交換以上を狙える点。
最強の襷枠であると自分が信じて疑わない悪ウーラオスの2体の対面性能の高さに着目してこの2匹を軸に構築を組み始めました。
この二体に共通していることとして
•テラスタルの有無に関わらない性能の高さ
•先発適性がそこまで無い
という点があると思い、そこから自分が導き出したのが
初手テラス要因+炎ポン+悪ウーラオス
という軸が完成しました。
初手テラス要因を考える中で、今期は飛行テラバの通りが良い&初手ガチグマが多いのを考えて、初手テラス要因として嘴飛行テラスカイリューを初手要因①として決めました。
ここまでで地面枠がいないこと、サイクル構築相手に嘴カイリュー刺さらないことを踏まえてサイクルをカタストロフィ+挑発で崩すことができ、対面性能も高いHAフェアリーテラバディンルーを初手要因②として決めました。
残り二体を補完枠と考えた時に、今期の環境を考える上で、前期から数を増やしている毒菱展開や、常に一定数はいるキノガッサ等の状態以上技持ちのポケモンに対して不利をつかないようにする為に、今期はサーフゴーをどれだけ構築に綺麗に嵌め込めるのかがキモだと感じていたので、サーフゴーは確定。
ラスト一体として、ずっと挑発痛み分けハバタクカミを使っていたのですが、自分には上手く扱いきれなかった&選出のタイミングが分からなかったので、色々迷走した結果、対面性能に振ったドレキカミになりました。
個体紹介
調整意図 : Aに極振りしたかった&Hをなるべく高く、残りいい感じ
初手パオジアンが来そうな構築や、サイクル系統の構築に対する初手テラス要因。今期のパオは無理矢理鉢巻で突っ張ってきたりすることも多かったので、怯まなければ楽に処理できたりすることも多かった。
最初は挑発の枠をステルスロックにしていたが、ステロ+対面処理を行いきれるほど環境がディンルーに優しくなかった為、対面性能を優先した形に。死ぬほどステラが欲しい展開もあったので、挑発カミを上手く扱えていたらステロで良かったと思う。
選出率4位
調整意図 : 特になしASぷっぱ
今期の勝ちきれなかった諸悪の根源。
このポケモンは性質上、とにかく初手に投げやすく、とにかく一体は持っていく性能は高い。
だがしかし、初手チンパンテラスカイリューが3桁中盤以降でそんな簡単に倒してもらえるわけはなく、実際はランドにいなされたり、鉢巻水ウーラオスに水テラス水流連打で吹き飛ばされたり、一体持っていったはいいものの裏に圧力が掛けられなかったり...まじで雑魚を刈り取るだけの悲しき化け物だったことに途中で気づいた。ここの枠をもっと考察して別の品でテラス要因or別の型を添えていれば結果は変わったかもしれない。
選出率3位
調整意図 : 以前使用していた個体を流用したため不明。
勝ちきれなかった要因②
個人的な考察の中で、今期はサーフゴーが従来より動かし辛いシーズンではあるが、このポケモンの性能を活かしきらなければ勝ちきれないことは感じていたたので、眼鏡やゴツメ、マント等様々な方を試行錯誤はしてきたが、最後までフィットすることはなかった。
このポケモンを出した試合の勝率は20%程度しかないと思うし、チョッキで対面性能を高めたが、テラスタルを切らなければそもそもツツミくらいにしか打ち勝てないし、水テラバでガチグマ倒すつもりでいたら、ノマテラブラッドムーンでマジレスされるし、もっと構築と互換性のあるサーフゴーを見つけ出す必要性が確実にあった。
選出率6位
調整意図 : 以前Twitterでお見かけしたゆかい様の調整を参考にさせていただきました。
基本何でも1発耐えて相手を1匹以上持っていくことのできる対面性能の鬼。
本当に耐久力がえらく、BIG6系統の構築が苦手とするハバタクカミや、水ウーラオスを対面処理することが可能なポケモン。
技構成だが、裏から竜舞カイリューが出てくることが多く、岩石封じから入ると相手はじゃれつくがないと相手が思い込むケースが多く、岩石封じ→じゃれつくで甘えた行動をしてくるカイリューを刈り取れるのが強かった。
飛行テラスカイリューがきつい点はあるものの、襷を必要としない対面駒としての、性能はトップクラス。
選出率2位
調整意図 : HB•••なるべく高く
CD•••端数
S•••最低限(準速トドツキ抜き)
勝ちきれなかった要因③
自分の中ではハバタクカミは基本的にどの型で使っても弱いという事はないと思っているので、実際弱くはなかったが、環境にマッチしてるかと言われればそうではなかった。
挑発痛み分けカミを最初に使用していたのだが、役割対象に後投げでは自分は対処しきれなかったところ、先発に出して出し負けると仕事ができない点等、使用難易度が高かったため、手に馴染めず手放したが、そこを諦めずにプレイングを追求出来ていたら間違いなくもっと勝てていたと思う。また使うにしても、甘える痛み分けの方が飛行テラスカイリューを見れるので100%良かった。
選出率5位
調整意図 : ASぶっぱ
技構成がほぼこの4つで確定しながら、対面駒としての性能がトップクラスに高い点や隠密マントを持たずに+4ドレインパンチでキョジオーンの塩漬け分を余裕で回復できる点など、とにかく強い要素が多い。
テラスは今期は襷に関しては、ゴーストで確定だったと思う。理由に関してだが、今期のキョジオーンは見せポケで炎ポンカイリューがゴリゴリの対面駒or鉄壁ボディプよキョジが多かった為、キョジオーン入りにはウーラオスにテラスを残す事を意識して、霊テラスを切ることによりボディプを無効にしながら、無理矢理暗黒強打で対面突破する事が可能である事、裏にあるカイリューの神速を空かす事ができる事等、アドバンテージが非常に多かった。
ミラーで暗黒強打を打ってくる目の前見えてない系が一定数いたが、前期自分もやっていたので何も言えないのが辛いところである()
選出率1位
有利な構築
新BIG6系統(ガチグマ、カイリュー、サーフゴー、炎ポン、ウーラオス、ハバタクカミ)
塩ポンカイリュー系統
遂行速度が遅い展開構築
苦手な構築、ポケモン
ランドロス入りサイクル構築
ママンボウサイクル
無限に怯ませてくる襷パオジアン
鉢巻水ウーラオス
【感想】
勝ちきれなかった要因を可視化することが一番な目的な構築記事で申し訳ないと言うのと、S8からポケモン対戦に力を本格的に入れ始めて初めて目標に届かなかったので兎に角悔しいです。よくよく見たら、対サイクルに対して何もできない点、初手だし負けたら終わり寄りな点など、構築として対面の選出以外ができない構築になってしまったのが最大の敗因です。
初めて2rom 19に載せられたこと、19帯で何十戦と対戦して有名強者と戦えたりした経験は絶対無駄にならないと思うので、これを糧にして来季は2000、絶対とります。
Special Thanks
レブリスの皆様。
レブロンぽけ。